【感想】Wurts-『BACK』

4.0


Wurtsさん、こういう雰囲気もいけるとは、という驚きもある今回のデジタルシングル『BACK』。

全4曲ながらもやはりひときわ心惹かれたのはなんと言ってもタイトル曲のM4.「BACK」で、冒頭から淡い思い出を刺激するノスタルジックなギターがかき鳴らされる。
青春の夕焼けのような雰囲気が曲全体に流れていて、何度も繰り返される”巻き戻れ”というフレーズがリフと合わさることで「あの頃は良かった」という記憶のページを捲っていくような感覚を味わえます。
そしてアウトロで様々な感情が弾けていきすっと終わるという構成がたまらないですね。

ほか3曲は2分半程度のテンポ良い曲が収録されており、こちらもいつもの感じが楽しめます。

この前のEP『MOONRAKER』だったり、ジャンプで連載されている『SAKAMOTO DAYS』とのタイアップ曲「BORDER」がめちゃくちゃ良かったので、今回で新たな一面を見せてくれたのがかなり楽しみなシングルでした。
ここ最近の曲の流れが個人的にとても好みなものが続いているので、そろそろ2ndアルバムなんかも聴きたい。

Wurts-Digital Single『BACK』
M1.ユートピア
M2.クールじゃない?
M3.NERVEs-Vol.2
M4.BACK

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